2013年3月11日月曜日

2011年4月5日に見つけた煙草1本吸うと40マイクロシーベルト被曝の元ネタ


2011年4月5日に見つけた煙草1本吸うと40マイクロシーベルト被曝の
元ネタは下記のURLで発見した。
煙草の害を放射線に比べて一桁以上も大きく書いているから
タバコ嫌いの原子力ムラの人の資料と思われる。

http://idemitsu.nucl.kyushu-u.ac.jp/presentations.html
講演内容(2005年6月2日講演)
身の回りの放射線
・放射能とは何か
・放射線と被ばく
・放射線・放射能の利用
・ホルミシス
・まとめ
講演に用いたOHP(1100kB)
http://idemitsu.nucl.kyushu-u.ac.jp/Presentations/minomawari.pdf

身の周りの放射線と放射能
石川島運搬機械九州特約店会講演会 平成17年6月2日
九州大学大学院工学研究院エネルギー量子工学部門
出光一哉  

6頁

がん発生率
  1%(200mSv)
  5%(1,000mSv)
 タバコ1本 0.04mSv

2013年3月10日日曜日

煙草1本吸うと1.4マイクロシーベルト被曝と同じ

2013年3月10日 改めてインターネットを検索して煙草の害と放射能との比較を探してみた。

こちらのサイトによると、煙草の害はもっと少ないようだ。


http://ameblo.jp/1222m/entry-10851277857.html
(続)タバコと放射線の影響
4400μシーベルトの放射線被曝がタバコ1300本吸うのと同じ
4400μ/1300本=3.38=約3.4マイクロシーベルト=煙草1本吸うこと。

元ネタはミシガン大学のデータらしい。

http://www.umich.edu/~radinfo/introduction/risk.htm


Cigarette Smoking - 50,000 lung cancer deaths each year per 50 million smokers consuming 20 cigarettes a day, or one death per 7.3 million cigarettes smoked or 1.37 x 10-7 deaths per cigarette

Radiation Induced Fatal Cancer - 4% per Sv (100 rem) for exposure to low doses and dose rates

730万本の煙草を吸うと肺ガンで死ぬ確率が1になる。
1シーベルト被曝すると4%がガンで死ぬ=25シーベルト被曝するとガンで死ぬ確率が1。
25/730万=3.4マイクロシーベルト

広島原爆被爆者での値では、1シーベルト被曝すると10%がガンで死ぬ。
10シーベルト被曝するとガンで死ぬ確率が1。
10/730万=1.36986301369863E-06=1.4マイクロシーベルト被曝=煙草一本吸う事。

なお煙草の害を最も悪く言う人では40マイクロシーベルト被曝である。

煙草一本の害=10マイクロシーベルト被曝

2011年にWikipediaで調べたところ、煙草1本吸うのは10マイクロシーベルトの被曝と同等と書かれていた。数十年吸い続けて肺ガンなどの癌になり死ぬ確率から割り出したらしい。煙草の嫌いな先生だと40マイクロシーベルトと書く人も居る。2013年3月10日日曜日投稿。

(追伸)
日本で原発事故が起こった時、周辺住民が退去する基準は、毎時500マイクロシーベルトという物凄い汚染レベルにするそうだ。毎時50本の煙草は愛煙家でも耐え難いだろう。ましてや子供や赤ん坊には絶対認められないレベルだと思う。

放射能の影響でガンになり死ぬ確率は、ICRPの数値では1シーベルトで5%とのこと。
100ミリシーベルト被曝すると0.5%がガンで死ぬ。
ところが、この数値は広島原爆被爆者からの推計で、被曝量を誤って2倍で見積もった時の値だったが、アメリカの原発推進派が、訂正せず、そのままにしたらしい。
よって、より正確には、1シーベルトの被曝で10%がガンになり死ぬ。
100ミリシーベルトの被曝では1%がガンになり死ぬ。

なお、広島原爆被爆者のデータは原爆投下後数年で色々な病気で亡くなった人のデータが抜け落ちており、数年を生き延びた人だけのデータであるため、放射能の害を少なく見積もっているという話もあるので、この数値で安心すべきではない。